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長時間にわたり高強度運動を継続できる体の仕組み
マラソンのように、ヒトは長時間にわたり高強度で運動を継続できます。そのためには、呼吸循環・体温調節がうまく機能することが必須となります。本研究室では、この調節機構の基礎研究を長年にわたり実施しています。これらの研究成果は、より安全に運動やスポーツを行う方策の確立に役立ちます。
トレーニングおよび環境に対する体の適応
スポーツ選手の体を見てわかるように、ヒトは繰り返しの身体負荷により、様々な適応を起こします。また、暑熱順化や高地順化といった言葉があるように、繰り返しの暑熱、低酸素負荷に対しても体は適応を起こします。我々の研究室では、これらヒトの適応メカニズムも研究しています。これらの研究成果は、効率的なトレーニング方法や熱中症対策方法を確立する上で重要な知見となります。
パフォーマンス発揮、健康づくりの運動生理学的戦略
スポーツ選手はいかなる場面でも高いパフォーマンス発揮が求められます。また、健康の維持増進は充実した生活を送るうえで欠かせません。パフォーマンス発揮と健康づくりのための測定評価法や、栄養・休養戦略を、運動生理学的観点から検証しています。