「ガラニン受容体は全身および局所加温によって起こる皮膚血管拡張を調整するが、発汗は調整しない」に関する論文がEur J Pharmacol.に掲載されました
こんにちは。修士2年の石井です。
藤井先生がFirst Authorとして執筆した論文、”Galanin receptors modulate cutaneous vasodilation elicited by whole-body and local heating but not thermal sweating in young adults.”がEur J Pharmacol. (European Journal of Pharmacology) に掲載されました。
ガラニン受容体にはGAL1、GAL2、GAL3受容体の3つのサブタイプがあります。
その中で、GAL1受容体が全身加温時の皮膚血管拡張応答に寄与していること、さらに3つのサブタイプすべてが発汗反応には関与しないことを明らかにしました。
また、GAL3受容体に関しては、局所加温による皮膚血管拡張を部分的に制限することが明らかになりました。
藤井先生、おめでとうございます!!
Pub Med: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37422121/#full-view-affiliation-3
Eur J Pharmacol.: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0014299923004168